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吹奏楽のための第2組曲

ラテン音楽を用いたこの曲は4つの楽章に分かれていて、楽章ごとにそれぞれ性格が異なります。
第1楽章は少し浮ついた感じのリズムと、伴奏リズムとは無関係に感じる長いメロディという、キューバ音楽の魅力が満載。瞬時にラテンの世界へ引き込みます。
ブラジル特産の洗練された滑らかなリズムで、幻想的で憂いのあるフレーズが紡がれていく第2楽章。
第3楽章は元々はアルゼンチンの酒盛りの歌です。にぎやかな酒場で陽気に、どこか呑気にお酒を楽しむ…そんな情景が浮かぶようなキュートな曲です。聴き終わってから「まだまだ飲み足りない」なんて思ってしまうかも…!?
そして第4楽章は高らかなファンファーレと重厚な音で始まり、あっという間に闘牛場のムードに引き込まれます。狂乱的な観衆が見守る中、闘牛とマタドールの死闘は緊張を漲らせながらも、情熱的にクライマックスへと突き進んでいきます。